ある時、うちの妻が『会社でも家でもマネージメントが大事じゃない!』と呟いているのを聞いてハッとしました。確かに家で行う家事を『マネージメント』するという視点でみると、少し違った観点でみることが出来ると考えました。
家事と言っても掃除・洗濯・買い物・食事作りや片付け等かなりの労力と時間がかかります。『家事も仕事』と捉えてみると、家事をマネージメントする必要性があるのではないでしょうか。家事を上手くマネージメント出来れば、共働き子育て世帯にとってQOL(生活の質)を向上させることが出来ると考えました。
そこで、今回は家事をマネジメントするという視点で家事について考えてみたいと思います。
マネージメントとは?
そもそもマネージメントとはどういう意味なのでしょうか?
①管理、処理、経営
②経営者、管理者
出典:広辞苑
管理・処理・経営・・・通常、企業などで使うマネージメントとは企業の経営や組織の管理などで使う意味ですね!!!
なるほど😊😊😊
確かに家事を仕事として捉え、夫婦二人で共同で家事を『管理・経営』していく。これが出来れば一歩進んだ家事になっていきそうですね。
では、家事をマネージメントする方法について考えていきます。
家事の総量を減らす(家事のリストラクチャリング)
どの会社、組織もそうですが、各個人も自分の仕事の量が多すぎるとパンクしてしまいかねませんよね。家事も同じことだと考え、まずは家事の総量を減らしてみましょう!
分野ごとにカテゴリーに分けて各カテゴリーの家事量(仕事量)を極力減らす工夫をする!
【洗濯】
☆洗濯乾燥機を使う(乾燥機付きの洗濯機がなければ先行投資を考え購入する)
⇒丁寧洗いの洋服以外は全て干す作業を無くす!
☆干すのは『丁寧洗いの洗濯物』のみとする!
☆出来るだけ洗濯する回数を減らす
⇒出来るだけまとめて洗う!
⇒主要な洋服・下着などは 最低5セットは用意する!(平日の洗濯する回数を減らすため)
☆洗濯する量を出来るだけ少なくする。
⇒バスタオルは極力使わず、フェイスタオルを使う!
バスタオルを洗濯しないと洗濯量がかなり減ります。
⇒洗濯カゴを3つに分ける!
乾燥までかけるカゴ(お任せのカゴ)
手洗いのカゴ(干すカゴ)
まだ洗わないカゴ・・・汚れがなく自分が気にならない服なら2回位着ても大丈夫!
特に、『まだ洗わないカゴ』を作ると洗濯量は減りかなり助かりますよね。
☆自分の洗濯物は自分でたたむ!
※子供が小学生になれば、徐々に自分の洗濯物をたたんでしまうところまでやってもらう!
【掃除】
☆自動掃除機を使う!(自動掃除機がなければ先行投資と考え購入する)
☆ポータブルの掃除機を使う! いつでもちょっとしたところを掃除できるようにする!
☆ペーパータオルを活用する!
⇒いつでもどこでもササっと掃除出来るとラクです!
我が家では、コストコのべーパータオルを毎日フル活用しています😊↓↓↓
☆お風呂・トイレ掃除は出来るだけラクをする!
⇒かけて洗うだけなどの洗剤などを活用する!
【買い物】
☆定期的にネットスーパーなどの宅配サービスを使う! 子供がいる家庭では必須!
⇒買い物時間や労力を簡素化、毎週使うモノや重たいモノはネットで買う!
ネットスーパーで買うもの以外のものはスーパーで買う
⇒ただし、毎日買い物には行かない(買い物に行く回数を減らす)
夫婦どちらかが買い物に行く場合には、買い物に行く方に頼みたいものをお願いする!
【料理・食事】
☆時短家電(自動調理器・電子レンジ等)をフルに活用する。
☆料理サイト(クックパットやクラシル等)などを参考にして料理を作る。
☆週末の日曜日には可能な限り作り置き料理を作っておく。
平日、帰宅後には料理する時間がほとんどないですからね!
《工夫》同じ食材を使って2品作る!
例えば、鶏ひき肉を多く買うと・・・。
1品目はキャベツひき肉炒め!
2品目は肉団子を作れますよね😊
《工夫》ブロッコリーとかほうれん草などは湯搔いてタッパーに入れておけば立派な1品になります!
☆料理の素を使ってササっと調理する。
仕事でとても疲れた時や仕事がなかなか終わらず帰宅時間が遅くなった時には、料理の素を使って短時間で料理を作る。
☆総菜を買ってくる。
洗濯・掃除・料理や食事については、ロボットや自動家電の使用でかなり効率的かつ家事の労働時間が短縮出来ます。
また、買い物もネットスーパーを活用することにより買い物する時間や労力を削減出来ます。
平日も週末になるにつれて疲れも溜まってきますので、そうした時にはご飯だけ炊いておきます。総菜を買ってくれば、食事作りの時間が削れますし、美味しい総菜を食べると元気になりますよね😊
カテゴリーごとにメイン・サブの担当を決める!(担当者が責任を持つ)
細かく厳密に分ける必要はありませんが、基本的なコンセンサスとして、洗濯・掃除・買い物・料理などの各セクターのメイン・サブの担当を決める。
ただ、男だからとか女だからみたいな先入観は持たず一度フラットな状態で見直します。もちろん各カテゴリーのメインの担当は、出来る方がメインの担当になるのが良いと思いますが、お互いの仕事や子供の世話の大変さや負担の割合などもありますので、夫婦で相談した上で、お互いが納得するように決めて下さい。
我が家ではメインは〇〇担当大臣! サブは〇〇副担当大臣という呼び方にしています😊
僕は料理得意だから『料理担当大臣』
それに奥さんは仕事忙しいだろうから
『洗濯担当大臣』もやるよ。
私は掃除が得意だから『掃除担当大臣』します。
それに買い物もネットスーパーへの注文も含め『買い物大臣』します。
子供の世話は二人の手が空いている方にしましょうね。
そうだね。そうしよう。
夫婦お互いのスケジュールを調整する(1週間・1ヵ月単位)
共働きをしているとお互い仕事をしているので、突然のパプニングなども発生するかもしれませんが、ある程度の中長期的な期間・・・1週間とか1ヵ月単位で大まかなスケジュール調整をする!
共働きや子育てを円滑に進めるためには夫婦の協力は必須ですからね!
→次ページに続きます・・・。
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