子供を上手に叱る方法~理由をちゃんと説明しながら1つだけ叱るのがベスト!~

共働き・家事・子育て
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毎日、子供と一緒に生活していると、つい大きな声で子供を怒ったり叱ったりした経験は親であれば誰でも経験があると思います。そして、つい感情的になりすぎた後、後悔することもしばしばありますよね。

子供は親の思った通りには、なかなか動きませんし、かなりマイペースで行動しますので、親としては子供の言動や態度、行動に対しイライラやストレスが溜まりやすいと思います。

子育てをしていく中で、間違った行動を起こしたり、言ってはいけない言葉を言ったり、兄弟姉妹がいる場合、兄弟姉妹の喧嘩を注意したり・・・。子供に対して注意しなければいけない場面で、出来るだけ怒ることを控え、ちゃんと叱り、正しい方向に導いてあげるにはどうすれば良いのでしょうか。子供を上手に叱る方法について考えてみたいと思います

叱ると怒るの違いとは?

そもそも叱るのと怒るのは何が違うのでしょうか?少し整理してみたいと思います。

怒る

語源を調べてみます。漢字の中に『女』『心』が入っており、女の人が強く心を緊張させる様子を描写した漢字であると言われています。ストレートに感情を表現した言葉ですね。

叱る

語源を調べてみます。左側に『口』。右側の漢字は『七』ですが『七』は十文字という意味があるそうなのですが、相手に対し口で切り刻む・・・つまり鋭い声を発するという意味があります。

つまり、怒ることはストレートに感情を表した言葉であり、叱るというのは、口調は強いものの相手に何かを伝えるためということです。微妙にニュアンスが違いますよね。

整理すると↓↓↓

怒る・・・自分の怒りやイライラ、フラストレーションを感情的にぶつけること!

叱る・・・相手の為に注意やアドバイスをすること!

『怒る』と『叱る』あなたは子供に対してどちらが良いと思いますか?

もちろん、『叱る』の方が良いですよね!

⇒つまり子供を叱るということは、子供の成長を促すことであり、何を伝えたいのかをきちんと子供に分かるように叱ることが大事な事だと思います。

怒りすぎる弊害

子供が自分の言った通りに動かず、イライラが頂点に達し自分の感情が爆発し八つ当たりに近い感じで感情的に怒りすぎると・・・。

子供は・・・。

委縮してしまう

自分自身の感情を押し殺してしまう

親の顔色をうかがう

親がいつも怒ってばかりの状態になると、子供の心と気持ちが萎縮してしまいますし、いちいち親の顔色をうかがい自分自身の感情を押し殺してしまうかもしれません。

自尊心が傷つく

自己肯定感が得られにくい

あまりにも強く怒りすぎたり、叱り続けると、子供自身のの自尊心が傷つきますし、ひいては自己肯定感も下げることになってしまいます。

また、最近の医学的な研究によると、怒られ過ぎた子供の場合、子供の脳は傷つき脳の萎縮や変形が認められることが分かってきています。

⇒ストレートに言うと、日々、日常的に怒られている子供の脳は傷つき萎縮し変形するということです!

この分野で有名な友田明美先生(福井大学子どものこころの発達研究センター発達支援研究室および本学附属病院子どものこころ診療部で小児科医をされています)が、ハーバード大学と行った共同研究によると、子供の頃に不適切な養育を受けて育った場合、脳の大事な部分が傷ついたり萎縮や増大、欠損することが分かっています。

友田明美先生は、2018年11月5日にNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』でも放送された先生で、虐待が脳に与える影響を世界で初めて実証した方であり、私もNHKの同番組を視聴して感銘を受けました。

友田明美先生の福井大学こどものこころの発達研究センター発達支援研究室のHPはこちらです。ご興味ある方はご覧下さい↓↓↓

福井大学 子どものこころの発達研究センター 発達支援 研究室HPにようこそ!

あまりにも強く怒りすぎたり、叱り続けると 怒りすぎると、中長期的にみても子供自身に悪影響が出てきますし親子関係や家庭環境にも悪影響が出てきます。ただ、そうは言っても子供のしつけを全くしない訳にもいきませんよね。上手な叱り方について具体的に考えていきます。

上手な叱り方

☆その時、その場で叱る

『今』 『ここで』

叱る時は、その時すぐにその場が基本です。後になってから怒られても何のことだったっけ?みたいな子供がよく覚えていないこともありますので、叱らなければいけない事態が起きているその瞬間にその現場で叱ることが重要だと思います!

↑喧嘩している姉妹

☆具体的かつシンプルに叱る

『ひとつの事』シンプル

叱る時には、出来る限り1つの事をシンプルに叱ると良いでしょう。同時に2つも3つも叱ったとしても子供の頭の中が混乱するだけです。その時に起こっている困っている具体的な事をひとつだけ・・・しかもシンプルに要点だけを伝えるのがポイントです!そうすると子供の心にも残りますからね!どうしても親としては、こういう時はこうだと言いたくなりがちですが、そこは我慢してひとつの事だけにポイントを絞って分かりやすく叱りましょう!

☆やってほしい行動を具体的な言葉で伝える

抽象的な言い方だと子供にちゃんと伝わらないので、より具体的な言葉できちんと伝えることが大事です。

例えば、部屋を片付けして欲しい時に・・・。

ちらかってダメでしょう!お片付けをしなさい。」というよりは・・・。

あらあら・・・、お部屋がすごいことになっているわね!お部屋の机の上に置いてある教科書はランドセルに戻して!下にちらかっているおもちゃはおもちゃ箱に戻して!」と具体的な言葉で説明してあげた方が子供に伝わりますよね。

☆子供の眼をちゃんと見る

叱る時には、子供の眼を正面からちゃんと見て話しましょう。小さいお子さんであれば、子供の目線まで親がかがむとさらに良いと思います。「あなたに言っているんです、あなたに伝えているんですよ。」と目に見えて分かるようにするために子供の眼をみることは大事だと思います。

☆大声で叱らない(低く感情を抑えて言う)

叱る時には出来るだけ低く感情を抑えて言うようにしましょう。大声で怒鳴るように言ってしますと結果的に『怒る』のと同じになってしまいます。

☆叱る理由をきちんと説明する

どうして叱られたのか分かるように、ちゃんと理由を説明して下さい。そんなこと言わなくても分かるでしょ!と思いがちですが、子供からすると叱られた理由が分からないことがあるかもしれません。また、理由を言わないで頭ごなしに叱った結果、子供が反抗的になってしまい聞く耳を全くもってくれないこともあると思います。

まとめ

叱りすぎたり、怒りすぎた時には、子供に素直に謝る。

親も人間です。会社で働き帰宅後は家事や育児に追われているといろいろありますよね。余裕があれば、ポジティブな言い方をすれば良いのですが、自分自身が疲れたりイライラしている時に、子供が全然何もしないで部屋を散らかしたり、親の言うことを全然聞かない時などには、思わず大きな声で『ダメでしょ!』と怒鳴ってしまうこともあると思います。

そうした時には、できるだけ早く『さっきはパパもイライラして大きな声を出してごめん。』と素直に謝りましょう。そうすると子供の方も素直な気持ちになるものですし、親も完璧ではないということを伝えて、一緒に頑張っていこうね!と親子関係を構築することが子供の成長に良い影響を与えることに繋がります。

子供の人格を否定しない

叱る時には、子供がしてしまった叱らなければいけない「行動・言動・態度」のみを叱るように注意しましょう。「それをやってはダメだよ」と言うのは大丈夫ですが、「そんなことをする●●●ちゃんはダメだ」と本人の人格を否定する言い方は絶対に止めた方が良いです。なぜなら、自分は何をやってもダメなんだと自信を失いかねないからです。

子供が癇癪を起した時にはしばらく落ち着くまでは冷静になって見守る。

子供が癇癪を起してしまったら、もう何を言っても聞く耳を持ちません。そういう時には、しばらく静かに様子を見守ってあげて下さい。親自身も興奮している場合には、しばらくその場から離れた方が冷静になれると思います。

場合によっては、下の写真のように抱っこしてあげたり撫でたりしてあげると良いと思います。

□理想を追い求めすぎない!自分自身を責めない!

ついつい感情的になりすぎて、大声で叱りすぎたりしてしまうことがありますよね。そして怒ってからしばらく経ってから・・・「あ~!子供を怒りすぎてしまった。」と自分自身を責めて後悔することもしばしばありますよね。親だって感情がある人間なので仕方がないと思います。子供が大人になるまで子育てに携わりますし、全てにおいて完璧な親なんていませんよね。あまり自分自身を責めないように心がけて下さい。

大事な事を叱る時には、子供ときちんと話をする!

大事な事を叱る時には、何でダメなのかを親が説明するだけではなく、子供の主張や意見なども聞いた上で、叱るようにしましょう。子供自身がちゃんと何がダメだったのかを納得することが大事だと思います。

□愛情を持って接すること

夫婦と言えども、もともとは他人同士。それが、お互いに好きになり結婚⇒妊娠⇒出産となり、この世に生を受けて生まれた子供です。子供はまさに二人の『愛の結晶』であり何者にも代えられない『宝物』ような存在なのです。当たり前ですが、いつでもどんな時でも、愛情を持って接することが大事なのは言うまでもありません。

今回は、子供を上手に叱る方法について書いてきましたが、お子さんがいらっしゃるパパママにとって少しでも参考になり、より良い子育てに繋がれば嬉しい限りです。

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