2022年のボストン・レッドソックス。5月には一時、借金9という危機的状況の一歩手前まで至ったものの、マリナーズとの4連戦でスイープ勝ちして息を吹き返しました。特に大不振であったセカンドのトレバーストーリーがマリナーズとの4連戦で5本塁打13打点の大活躍となったのを契機にチームのムードと上位打線の調子も上がり調子となってきました。
6月に入ると7連勝もあり、6月中旬時点(6月17日時点)では、34勝30敗と借金を返済し貯金生活に突入しています。やっとやっとの貯金生活です😊
ストーリーに関しては、特に5月20日のマリナーズ戦で1試合3本塁打を記録し、現地メディアも『ストーリータイム!』とか『ナイス!ストーリー』と報道していましたね😊
↓こちらがストーリーの3本のホームランの映像です😊😊😊
Three’s Company pic.twitter.com/ONHs3Ze4Df
— Red Sox (@RedSox) May 20, 2022
ア・リーグの東地区はヤンキースが首位を独走しており、首位のヤンキースをブルージェイズやレイズ、そしてレッドソックスが追う展開となっています。
プレーオフへ向けて、レッドソックスとしては、投手陣を整備していく必要があります。特に、中継ぎの『柱』を誰にするのか?9回の抑え投手を誰にするのか?決めていかないといけないと思います。
そこで、現在のレッドソックスの投手陣をみてみたいと思います。
レッドソックスの先発投手陣(6月17日時点)
シーズン当初からイオバルディはローテーションを守るもののなかなか白星が付かない状況でした。ピベッタは開幕当初は0勝4敗と最悪のスタート。そうした中、マイケルワカが防御率2点台で好投を続け何とかチーム全体の崩壊を止めていた感じ・・・。
ただ、5月中頃以降、ストーリーがいきなり大爆発をした頃あたりから上位打線が全体的に調子が上向きになってきたことやピベッタが急に復調し4連勝を含む6勝5敗と完全に立ち直ってきたのが大きいですね。
イオバルディも直近の登板で3連勝となり4勝2敗で白星先行となりました。
ワカも4勝1敗で防御率は2.33と相変わらず好調を維持しています。
ヒルは2勝4敗と黒星先行ですが、先発投手として5回前後まで投げており先発としての最低限の役割は果たしております。
ウィットロックも2勝1敗ですが防御率3.57とまずまずの内容となっており、レッドソックスの先発投手陣の調子も上がってきています。
これでエースのクリス・セールが復帰してくれれば助かるのですが・・・いつ復帰するのかな?!
↓5月以降、復調してきたピベッタ投手!
Just another day on the mound for Nick. pic.twitter.com/Now40omEPJ
— Red Sox (@RedSox) June 15, 2022
早く復帰して・・・クリス・セール!!!
直近の投球練習を見ると、そろそろ実践登板してからメジャー復帰の時期が決まるのでは?
Chris. Sale. Is. Pitching.
— Boston Sports Gordo (@BOSSportsGordo) June 16, 2022
(🎥 @PeteAbe)
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レッドソックスの主な中継ぎ・抑え陣(6月17日時点)
一言で言うと、中継ぎも抑え投手も『柱』となる信頼感がある投手がいません。
特に、『抑え投手』が全く確率出来ていません。現在、最多セーブを挙げているのがマット・ストラームの3セーブでありチーム全体でも12セーブしか記録していません。
主な中継ぎ陣を検証します。
マットバーンズ:投球回数17回で18失点、防御率7.94・・・調子が悪すぎ!本来なら抑え候補筆頭なので、もう少し調子を上げて、せめて中継ぎの『柱』くらいにはなって欲しいですね。
澤村拓一:投球回数21回8失点、防御率2.95。1敗1ホールドですが、四球6で暴投3。相変わらず制球が不安定なので、僅差の試合展開での登板は難しいでしょうね。
ディークマン:2勝10ホールド、防御率3.47。投球回数23回投げて31奪三振と投球回数よりも三振数が多のはさすがですが、18四死球。3死球に2暴投と安定感に欠ける感じがあります。もう少し制球力が上がれば良いのですが・・・。
Come for the final out, stay for Matt Strahm’s reaction. pic.twitter.com/QTM4ZTzH8w
— Red Sox (@RedSox) June 9, 2022
マット・ストラーム:2勝2敗5ホールド3S、防御率4.00。投球回数18回で21奪三振ですが10失点。防御率も4点なので、ピシッと抑えている印象があまりありませんね。
ブレイシア:元広島カープの選手ですよね。2敗5ホールド、投球回数22回で13失点。調子が良かった頃からすると、微妙な成績ですね。もう少し頑張って欲しいですよね😊(^▽^)/
This Ryan Brasier slider was so nice.#RedSox #DirtyWater #MLB pic.twitter.com/8vWEeePBw3
— Win.Pod.Repeat (@WinPodRepeat) June 16, 2022
ロブレス:1勝2敗7ホールド2S。投球回数19回で10失点で防御率3.20ですが、同点とか勝ち越している時に登板すると痛いところで打たれている印象があり見ているファンからすると信頼感がイマイチ・・・。エンジェルスで抑えをやっていた時を思い出せ!!!
Hansel Robles is back from the injured list! pic.twitter.com/RrhCRK5Wze
— Boston Strong (@BostonStrong_34) June 10, 2022
ジョン・シュライバー:2勝9ホールド1S、防御率0.92。サイドからのストレートは97マイル程度出ますしなかなかキレの良いスライダーを投げます。もともと2019年、2020年とデトロイト・タイガースでプレイしています。昨年はレッドソックスに所属していますがわずか1試合の登板ですが、イニング数を上回る三振数を取っていますので、中継ぎ陣の『救世主』になる可能性があります。なかなか投げっぷりも良いのでぜひ中継ぎの『柱』的な存在になって欲しいものですね😊
0 ER allowed in his last 7 appearances. pic.twitter.com/G4RvA4MT7P
— Red Sox (@RedSox) June 18, 2022
タナー・ホウク:16試合(4先発)、4勝3敗1ホールド2S。右のクリス・セールとも言われる投手。ストレートも早いですし、スライダーも素晴らしい。個人的には、タナー・ホウク投手が9回の男でも良いのでは?直近の6月11日、6月13日のマリナーズ戦ではセーブを挙げています。
Absolute frisbee. 😱 pic.twitter.com/tDXUpmx0Qq
— MLB (@MLB) April 21, 2022
あるいは、エースのクリス・セールが復帰できた時には、6月12日にお誕生日を迎え、主に先発として投げているウィットロックを再度、配置転換した上で、抑え投手に指名するのも有りだと思います。
Join us in wishing a happy birthday to Garrett Whitlock! 👏 pic.twitter.com/u7gtQ24zaC
— Red Sox (@RedSox) June 11, 2022
今後の展望
とりあえず、打撃陣もデバース・ボガーツ・JDマルティネスなどの主力の状態がかなり上がってきています。ストーリーも5月の大爆発がありましたので、もう少し打率を上げていきロッキーズ時代のような大活躍に近い成績を期待したいです。下位打線には問題を抱えていますが、中継ぎ以降の投手陣をもう少し整えながらプレーオフ戦線に残りつつ、エースのクリス・セールが復帰した時からもう一段エンジンをかけていければ最高ですね。
昨年のプレーオフでは、最後の最後でアストロズに悔しい逆転負けをしています。今年は何としても昨年の負けた悔しさを晴らして欲しいです。アメリカンリーグは、ヤンキースやアストロズが優位な展開ですが、何とか頑張ってプレーオフに行って欲しいです。私も全力でレッドソックスを応援します。
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