2022年のメジャーリーグが終了。2022年のレッドソックスは2020年以来のア・リーグ東地区最下位と沈みレッドソックスファンの私もガッカリのシーズンとなりました。コーラ監督もシーズン終了後には「正直に言って大きな失望だった。」とコメントした通りでした。
アメリカンリーグ・東地区最終順位表
試合 | 勝 | 負 | 勝率 | 勝差 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 本塁打 | 打率 | 防御率 | |
ヤンキース | 162 | 99 | 63 | 611 | - | 807 | 567 | +240 | 254 | 241 | 3.30 |
ブルージェイズ | 162 | 92 | 70 | 568 | 7.0 | 775 | 679 | +96 | 200 | 264 | 3.87 |
レイズ | 162 | 86 | 76 | 531 | 13.0 | 666 | 614 | +52 | 139 | 239 | 3.41 |
オリオールズ | 162 | 83 | 79 | 512 | 16.0 | 674 | 688 | -14 | 171 | 236 | 3.97 |
レッドソックス | 162 | 78 | 84 | 481 | 21.0 | 735 | 787 | -52 | 155 | 258 | 4.53 |
ヤンキースが優勝。ブルージェイズとレイズもプレーオフに進出。昨年はプレーオフに出場しアメリカンリーグ・優勝決定シリーズまで進出したレッドソックスはまさかの最下位で終了しました。ヤンキースも序盤は快進撃だったものの中盤以降は停滞となり最終的には2位のブルージェイズとは7ゲーム差。最終的には、ヤンキースはア・リーグ優勝決定シリーズまで進出したもののアストロズには1勝も出来ず屈辱のスイープでの敗退となりました。
2022年度のレッドソックス
レッドソックスは4月は9勝13敗で借金4とスタートでつまずいたスタート。5月上旬には一時10勝19敗で借金9となり序盤からチーム状態は危機を迎えました。そこから不振のストーリーが大爆発しホームランを連発しチームがやっと上向きとなりました。
6月は20勝6敗の快進撃となりやっとエンジンがかかってきたのか?!とファンも期待したものの、7月はあれれの8勝19敗となり、再び低迷・・・。7月末のトレード期限の時期には買い手なのか?売り手なのか?全く分からず最後の最後には、正捕手のバスケス捕手を昨年、プレーオフで敗れたアストロズにまさかのトレードとなりました・・・(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
トレードされるまでずっと生え抜きでやってきたバスケス本当にありがとう😊😊😊
Always a World Series Champ.
— Red Sox (@RedSox) August 2, 2022
Thank you, Vázqy. pic.twitter.com/LBGYGikaAL
8月以降もズルズルと浮上できずそのままア・リーグ東地区の最下位でシーズン終了してしまいました。
3月のシーズン前に胸郭の疲労骨折から7月12日のレイズ戦に復帰したエースのセールはシーズン初登板は5回無失点の好投したものの、7月17日のヤンキース戦の初回に、ヤンキースのヒックス選手のピッチャーライナーが左手小指を骨折しすぐに手術する事態となり、復帰のために8月6日に投球練習後、自転車に乗っていたところ転倒となり今度は右手首骨折!自転車での転倒で骨折の報道にレッドソックスファンの私は言葉を失ってしまいました😱😱😱半年で3回もの骨折でシーズン終了となりこの時点でチームとして完全にギブアップの状態となりました。
~不安定な投手陣~低迷の最大の要因!
【先発投手陣】
先発ローテーションを1年間全うしたのはピペッタのみ。そのピペッタもシーズン序盤は全く勝てない時期もありました。マイケルワカは11勝2敗と頑張りチームの勝ち頭になったものの途中、一時故障者リスト入りした時期もありました。イオバルディも故障で先発は20試合で6勝3敗。リッチヒルは26試合で8勝7敗と頑張ったものの、セールは2試合の登板でアウト。シーズンを通して先発の柱が不在のままでした。
↓唯一ローテーションを守ったピペッタ投手!
Filthy, filthy, filthy. pic.twitter.com/5lECrOzCC9
— Red Sox (@RedSox) August 22, 2022
↓チームの勝ち頭だったマイケルワカ!
Michael Wacha’s return was pretty epic. pic.twitter.com/Hwv9QGGg4H
— Red Sox (@RedSox) August 15, 2022
【中継ぎ陣・抑え投手】
中継ぎ陣も澤村投手やブレーシア、ロブレス、マットバーンズなどもパッとしませんでした。獲得したディークマンやストラームなども投げてみないと分からない状態で不安定な投球が多かったです。ロブレスと澤村はシーズン途中でDFAになってしまいました。
ただ、そうした中でシュライバーが頑張り64試合登板で4勝4敗22ホールド8セーブと大活躍。ウィットロックも先発や中継ぎ、抑えも一時務め31試合で4勝2敗4ホールド6セーブで投手陣のユーティリティ的な活躍しました。9月下旬には右股関節の状態が悪く手術しましたが来年も頑張って欲しいです。もう一人頑張ったのがタナー・ホウクで32試合で5勝4敗1ホールド8セーブを記録しました。ただ、1年間を通して完全な守護神とまで言える投手が不在でしたし、中継ぎ陣も信頼できる投手のコマ不足が響いました。首位のヤンキースと比べると投手陣は220点も多く点を取られておりやはり投手が不安定だったので仕方ないですね。
↓よく頑張ったシュライバー!
Just something about a Schreiber K. pic.twitter.com/VxoGjaOsSS
— Red Sox (@RedSox) August 12, 2022
~打撃陣~上位打線はまずまずも大爆発せず!下位打線は低調!
デバースはオールスター後に右ハムストリングの故障で一時故障者リスト入りとなり復帰後は打撃の勢いが落ちてしまいましたが、それでも打率295、42二塁打、27本塁打、88打点とチームを牽引してくれました。ボガーツも打率307、38二塁打、15本塁打、73打点とクリーンアップの責任を果たしました。JDマルティネスは打率274、43二塁打、16本塁打、62打点・・・二塁打はさすがでしたが打率・本塁打・打点は本来のJDマルティネスの数字ではなかったですね。
↓さすがのデバース!2023年オフにはFA予定なので早々に契約延長して🙏🙏🙏
Heart. Hustle. Raffy.
— Red Sox (@RedSox) November 7, 2022
Vote Raffy for the 2022 @MLBPAA Heart & Hustle Award! Voting ends 11/14: https://t.co/FU20aPtK6t pic.twitter.com/jDbJIZzob6
移籍1年目のストーリーは最初は全く打てず5月にホームランを連発しさすがというところは証明しましたがトータル的な数字は打率238、22二塁打、16本塁打、66打点でちょっと寂しい数字ですね。怪我で故障者リスト入りしたこともありますが、実力はこんなものではないでしょうが・・・。
↓30歳になったトレバー・ストーリー!来年こそは『本物のストーリー』を見せて!
Happy 30th birthday, Trevor! 🥳 pic.twitter.com/4xeTkVdjTh
— Red Sox (@RedSox) November 15, 2022
バデューゴは打率280、39二塁打、11本塁打、74打点ですがイイところで打った印象ですがもう少し本塁打と打点の上積みが欲しいところですね。キケ・ヘルナンデスは怪我の影響もあり打率222、24二塁打、6本塁打、45打点と消化不良。ダルベックも打率215、12本塁打、39打点と下位打線の核にはなれず、戻ってきたブラッドリーjrも極度の打撃不振となりシーズン途中でDFAになる始末で下位打線は総じて低調だったのが痛いですね。
2023年に向けて~チーム立て直しが急務~
ア・リーグ東地区の最下位になった現実を踏まえ、ブルームGMがチームをどう立て直すのかやることは沢山ありますね。
【FA含むチーム戦略】
2022年のシーズン終了後にレッドソックスからFAになった選手はかなり多いです。
レッドソックスをFAとなった主な選手は、イオバルディ、マイケルワカ、リッチヒル、JDマルティネス・・・それにボガーツです。ボガーツは2019年に6年契約をしていましたがオプトアウトの権利を行使してFAになりました。
↓ボガーツ!レッドソックスに残留して下さい🙏🙏🙏
Congrats to Xander on winning his 5th Silver Slugger Award! pic.twitter.com/jQEXWdTfba
— Red Sox (@RedSox) November 10, 2022
レッドソックスとしてはFAを宣言したイオバルディとマイケルワカ、そしてボガーツはどうしても再契約して欲しいところです。
ショートのFA選手が豊富な今オフシーズン!なんと言っても注目は #レッドソックス に所属したザンダー・ボガーツ🤔
— MLB Japan (@MLBJapan) November 24, 2022
4度のオールスター選出に2度のワールドシリーズ制覇を誇る彼は来季どこの球団に所属することとなるのでしょうか?#Hotstove pic.twitter.com/ASFn9GBUTV
また、2023年のシーズンオフにFAになるデバースとの契約延長の交渉が難航しているようですが、デバースの契約延長が出来ないとチームの顔である存在なのでかなりのダメージになりますので、早めに契約延長で交渉をまとめて欲しいです。
先発投手に関しては、ローテーションを1年間守った投手がピペッタだけです。せめてFA組の中でイオバルディかマイケルワカの二人のうち最低一人は再契約して欲しいです。また、セールに関しては骨折3回で今シーズン2回しか登板していないので来年、どれだけ投げられるのか不透明です。シーズン後半に投げた若手投手からローテーション投手が一人でも出てくるとありがたいのですが・・・。
↓ブライアン・ベロ投手2勝8敗、防御率4.71ですがベロあたりがローテーションを担えないかな・・。
Getting stronger every start. pic.twitter.com/MCWXQSuUva
— Red Sox (@RedSox) October 4, 2022
また、若手有望株を使って先発投手を取りに行くトレードが現実的ですが、エース級の先発投手を取ったとしても万全とは言い難いです。やはりコマ不足気味感は否めないですが・・・。
中継ぎ投手や抑え投手については、まず今年、先発・中継ぎ・抑えとマルチに活躍したウィットロックをどうするのか?先発なのか?リリーフなのか?決めた方がイイと思います。
↓ある意味、来年の鍵を握るかもしれないウィットロック!先発か?リリーフか?
LOCKED UP. pic.twitter.com/hGduZ7jfxF
— Red Sox (@RedSox) August 13, 2022
それに、中継ぎ陣もシュライバーは大活躍しましたが実質2年目も同じように活躍できるかどうか?!他になかなか信頼感がある中継ぎ投手がいなかったので、FAで中継ぎ投手の補強も積極的にする必要があります。また、抑え投手も決めた方がイイと思いますが、ホウクで行くのか、別に抑え投手を取りに行くのか・・・。
↓11/23、ジョエリー・ロドリゲス投手と1年200万ドルで契約しました。今シーズンはメッツで55試合に登板して2勝4敗、防御率4・47でしたが2018年と2019年は日本の中日ドラゴンズでプレーし特に2019年は41ホールドを記録しており、ドラゴンズの調子が良かった時みたいなピッチングをして欲しいですね😊
The #RedSox today signed LHP Joely Rodríguez to a one-year contract for the 2023 season, with a club option for 2024. pic.twitter.com/LdYgv3BAU2
— Red Sox (@RedSox) November 23, 2022
野手に関しては、もしボガーツが残留しなければ、ポジションが空くのがショートとライト、ファーストにDH。DHに関してはブルームGMが固定しないと表明しているので、JDマルティネスは再契約はない可能性が高いです。ファーストはダルベックと今年デビューしたカサスが順調に伸びれば併用かもしれません。それでもショートとライトの補強をして欲しいです。もちろんボガーツが残留すれば一番良いのですが・・・。
ブルームGMちゃんと仕事して下さいね。
2023年はまずはプレーオフに出場するぞ!(記事作成は2022年11月29日時点です)
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