2022年のメジャーリーグはストライキの影響がありましたが4月8日から無事に開幕しました。レッドソックスの4月を振り返ってみたいと思います。(成績はアメリカ時間4月30日時点)
アリーグ・東地区順位表
試合 | 勝 | 負 | 勝率 | 勝差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 打率 | 防御率 | ||
1 | ヤンキース | 21 | 15 | 6 | 714 | – | 100 | 61 | 29 | .250 | 2.70 |
2 | ブルージェイズ | 22 | 14 | 8 | 636 | 1.5 | 89 | 89 | 30 | .248 | 3.71 |
3 | レイズ | 21 | 12 | 9 | 571 | 3 | 87 | 84 | 19 | .240 | 3.13 |
4 | レッドソックス | 22 | 9 | 13 | 409 | 6.5 | 76 | 81 | 12 | .225 | 3.32 |
5 | オリオールズ | 21 | 7 | 14 | 333 | 8 | 62 | 88 | 10 | .211 | 3.56 |
首位はヤンキース。15勝6敗で貯金9。本塁打29本100得点。防御率はア・リーグ唯一の2点台となる2.70で投打ともに好調なスタート。2位のブルージェイズも14勝8敗で貯金6。本塁打は30本とア・リーグトップでチーム防御率も3.71と健闘しています。
レッドソックスは9勝13敗で借金4。昨年のようなスタートからの好調さはなく、5割を割り込む低調なスタートになってしまいました。打撃面は得点76、本塁打は12本、打率は225。投手陣は防御率3.32なのでまあまあの数字です。
【野手(打撃陣)】打率225、得点76、本塁打は12本と全体的には低調▲
《主力選手の成績》
選手名 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 出塁率 |
ボガーツ | 375 | 1 | 9 | 419 |
キケ・ヘルナンデス | 193 | 1 | 11 | 266 |
ストーリー | 224 | 0 | 5 | 297 |
デバース | 293 | 3 | 9 | 309 |
JDマルティネス | 278 | 1 | 8 | 344 |
ダルベック | 147 | 1 | 3 | 213 |
ブラッドリーjr | 156 | 0 | 5 | 239 |
バスケス | 217 | 1 | 4 | 240 |
バードゥーゴ | 238 | 3 | 13 | 278 |
ボガーツは高打率をキープ、デバースは3本塁打を打ちまずますのスタートを切りました。
JDマルティネスはもう少しエンジンをかけてきて欲しいところ。バードゥーゴは打率は238ですが3本塁打打っていますので、もう少し打率が上がってくれば・・・。
新加入のストーリーは慣れないセカンドであり守備へのケアもあるのもあるのでしょうが早く本来の実力を発揮して欲しいですね。
ジャッキー・ブラッドリーjrは出戻り組ですが昨年の成績はサッパリでしたし、打率1割半ばですのでこのままだとレギュラー剥奪もあり得る感じです。
キケは昨年も前半はスロースタートでしたので徐々に調子を上げて欲しいです。
全体的にレッドソックス打線は本塁打も少ない(12本)ですし打率が225ではなかなか厳しいです。レンフローがいなくなったのも打線の厚みという意味では痛い感じ。そろそろ打撃陣のエンジンがかかって欲しいですね。
【投手陣・守り】先発はピペッタ以外は健闘も抑えが未確定!防御率3.32はまずまずも▲
《主な先発投手陣》
先発投手名 | 先発数 | 投球回数 | 防御率 | 勝 | 負 |
イオバルディ | 5 | 28.2 | 2.51 | 1 | 0 |
ピペッタ | 4 | 16.1 | 8.27 | 0 | 3 |
マイケルワカ | 4 | 20.1 | 1.77 | 2 | 0 |
リッチヒル | 4 | 17.0 | 3.71 | 0 | 1 |
タナー・ホウク | 3 | 18.2 | 2.41 | 2 | 1 |
イオバルディは先発の柱として試合をちゃんと作っており防御率も2.51なので投球内容的には◎、打線の援護があれば3~4勝していてもおかしくありませんでした。
マイケルワカも防御率が1.77ですでに2勝挙げており、ストレートや変化球のキレがあり、調子が良い感じに近い雰囲気が出てきた感じがしますので、このままの調子でイケば、カージナルス時代のような活躍をして先発陣の救世主になってもらえれば嬉しい誤算ですね😊
ただ、ピペッタが防御率8.27と先発の役割が果たせておらず、エースもクリスセールも復帰していないので先発の数がちょっと足りないですね。リッチヒルもそれなりには投げていますが過大な期待は難しいでしょうね。
《中継ぎ・抑え》
選手名 | 登板 | 投球回数 | 防御率 | 勝 | 負 | H | S |
澤村拓一 | 8 | 7 | 2.57 | 0 | 1 | 1 | 0 |
ディークマン | 10 | 7 | 5.14 | 0 | 0 | 7 | 1 |
バーンズ | 9 | 7.2 | 5.87 | 0 | 1 | 0 | 1 |
クロフォード | 5 | 7 | 9.00 | 1 | 1 | 0 | 0 |
ストラーム | 10 | 7.2 | 3.52 | 1 | 1 | 2 | 1 |
デービス | 10 | 9.1 | 2.89 | 0 | 1 | 1 | 0 |
ロブレス | 9 | 9.2 | 0.93 | 1 | 1 | 4 | 1 |
ブレイシア | 10 | 7 | 2.57 | 0 | 0 | 1 | 0 |
ウィットロック | 6 | 16.2 | 0.54 | 1 | 1 | 0 | 1 |
まだ開幕してから間もないので中継ぎ・抑え陣は投球回数が少なめなので打たれた試合があると防御率が悪くなるので、現時点で防御率はあまり関係ないかもしれませんが、セーブを挙げている投手が5人います。つまり確立した抑えの投手がいないということですね。バーンズは昨年前半のような投球内容ではありません。ブレイシアはそこそこ。新加入のディークマンやストラームはまずまずかな。ウィットロックは2試合先発していますが、現状の投手陣からすると、抑え候補は、ロブレスか?ウィットロックも後ろに固定できればウィットロックもありかもしれません。澤村投手は、アメリカ時間で4月30日のオリオールズ戦では延長戦でサヨナラ暴投していますが、課題の制球力が改善されたとは言い難く、勝利の方程式の一角に入るのは厳しそうですね。
【5月以降の展望】
【打撃陣】
JDマルティネスがもう少しバッティングの調子を上げてくるとクリーンアップの破壊力が増してきます。それに通常であれば1番を打つ時が多いキケや新加入のストーリーが通常の実力通りに打ち始めると打線が繋がり大量得点を取れる打線になってきます。また、下位打線については、ダルベックがイマイチですし、ジャッキー・ブラッドリーjrが全然ダメなので、打線が繋がらないのでこのまま調子が出なければ少しテコ入れを考えた方が良いかもしれません。
【投手陣】
とにかく、エースのクリス・セールが復帰するまでに何とか踏ん張る必要があります。現状では、イオバルディ・マイケルワカが先発2本柱の形になっていますが、ピペッタはどうも調子が出ないですし、リッチヒルも過大な期待は難しいと思います。こうして見ると先発投手の枚数がちょっと足りないので心配です。もう少し若手投手でイキのイイ投手が出てこないかな・・・。
とにかくまずは早期に5割復帰した上で、首位にいる好調なヤンキースやブルージェイズを追いかけ、昨年みたいなスリリングなシーズンにして欲しいです。頑張れレッドソックス!!!
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