共働きをしながら家事や子育てをするのは、本当に大変です。また、家事に関しては完璧にやればやろうとするほどキリがありません。家事の負担を減らすにはどうすれば良いのでしょうか?
共働き10年以上の経験を踏まえ、今回は『家事の負担を減らす方法』について考えてみたいと思います。
完璧をやめる(意識をラクにする)
理想と現実は違う!!!
洗濯物ちゃんとたたまなくちゃ!
料理も手作りしなきゃ!
掃除も完璧にやらないと・・・。
食後の後片付けもやらないと・・。
時間の余裕がなく、労力も限られる中、仕事も家事も子育ても全てを完璧にこなすのは現実的には無理です。
いろいろなことに理想や目標などを持つ事は大切な事ですが、共働きを続けていく以上、『家事』に完璧を求めれば、いちいち家事が上手くいかなった時にイライラしてストレスが溜まったり、家事をよりしっかりしようとして負担が増します。心身ともに疲労が溜まりやすくなるでしょうし、イライラしてしまった分、パートナーや子供にきつく当たってしまったり家族の雰囲気や信頼関係が悪くなったり、共働きが続けられなくなってしまうことがあるかもしれません。
完璧をやめる『ちゃんとやらなきゃを止める』
家事に休みはありません。基本的には家事を全くしない日はありません。しかもやることは家事だけではなく、子供の世話も見なければいけませんし、日中は会社の仕事をしているので、家事だけに時間と労力を費やせる訳ではありません。
イイ意味で割り切りや家事に対しての目標ラインを70~80%くらい少し低めに設定する・・完璧をやめる!『ちゃんとやらなきゃ』という考えをやめる!
完璧じゃなくても良いんだという意識を少しラクにして、自分達の生活環境に応じ自分たちのペースで無理しすぎないのが非常に大事だと思います。
完璧主義で家事をやっているといつでも全力投球なので心身ともにバテてしまいます。また、家事が完璧に出来なかった時には、自分自身を責めたりしてしましがちです。しかも家事をパーフェクトにやろうとするあまり心身ともにかなり疲れます。そうするとパートナーや子供に対しキツク接し夫婦関係や子供との関係も悪くなりますし、家事以外の時間が圧倒的に不足するなど多方面での悪影響に繋がります。家事だけで時間もエネルギーも使いすぎるのは止めた方が得策だと思います。
夫婦の信頼関係&協力体制をきちんと構築する
当たり前ですが、共働きをしながら家事と子育てをスムーズに行うには夫婦の関係が良好であることが必須です。また、夫婦の家事の負担を減らすためにはお互いの信頼や協力がないと難しいと思います。
夫婦仲が悪いと、どうしてもコミュニケーションが円滑にできず、家事も子育ても負担が片側にかかり過ぎる可能性が高まります。そうすると、夫婦の関係が益々ギクシャクしたことになりかねません。
夫婦間のコミュニケーションを取る&はかる
⇒夫婦間の信頼関係や協力体制をきちんと構築する!
↓共働きを続けるコツ⑤にも夫婦の関係について書いています。↓
家事の量を減らす
共働き・家事・子育てを両立しながらやっていくには、家事の量を減らすことが必須です。
ラク家事! 家事の負担を減らす!
⇒手を抜くところは抜く!
便利家電(自動調理器・電子レンジ・食洗器・洗濯乾燥機・ロボット掃除機等)のフル活用+人力で足りないところをやる!
日常生活を助けてくれる便利家電の技術・性能が毎年かなりレベルアップしています。特に自動調理器や電子レンジを有効活用するとかなり料理がラクになります。
また、洗濯に関しても丁寧洗いの洋服以外は、洗濯乾燥機付きの洗濯機にすれば、洗濯物を干す作業が省けます。
お部屋の掃除に関しても、いつも自分で掃除機を使い掃除するのは面倒ですが、ロボット掃除機を使えば、ゴミをちゃんと吸い取ってくれます。
もちろん、全ての家事が便利家電だけで出来る訳ではありませんが、便利家電の性能が格段に上がっている時代だからこそ便利家電を十二分に活用すれば、家事の負担はかなり軽減されます。おまけに『家事の負担が減る=家事以外の時間が増える』ので一石二鳥ですよね😊
便利家電を活用しながら足りない部分を夫婦で補足するくらいイメージでイケれば最高😊😊
(例)部屋の掃除・・基本はルンバ! 端っこなどは掃除機!時々、雑巾掛けする!
↓『ムダ家事が消える生活』本間朝子さんの本から学ぶこと!ぜひ参照下さい↓
スケジュールを共有する
共働きをしていると夫婦お互いのスケジュール管理は必須です。仕事上、面談や会議、出張などで帰宅時間が遅れたりすることが想定されます。出来るだけ、同じ日には、二人とも帰宅時間が遅くならないようにスケジュールを擦り合わせすることが必要です。
『カレンダーにスケジュールを書く』⇒『1ヵ月、1週間、1日のスケジュールを共有する』
※もちろんスケジュールが急遽変更することもありますので、我が家では前日には翌日のスケジュールを確認し合っています😊
我が家では、急な予定の変更や子供の体調の変化など、急を要することは、LINEを使用して夫婦間でやりとりしており、緊急時には、LINEの『既読』有無で判断しています。
↓LINEの活用方法については【共働きを続けるコツ③日々ちょっとしたことを工夫する】参照下さい↓
家事のバランスをとる(一方に家事の負担をかけすぎない)
《基本的スタンス》家事の負担は半々のイメージ!
家事のバランスを取ることもとても大切だと思います。基本的には家事の負担は夫婦半々でやるのが基本的なスタンス!
一方に過度な負担がかかりすぎると、疲労が蓄積され、不平や不満、ストレスが溜まり、夫婦や子供との関係にヒビが入りかねないので、家事のバランスを取ることにより、より円滑な家事が進められるようにお互いが気を付けましょう。
もちろん、共働きをしながら家事・子育てをやっていると、仕事の都合や家族の体調不良など様々な事が日々発生しますので、お互いの仕事の都合等に応じて、家事の負担のバランスを考え、家事の負担が一方に偏り過ぎないように注意して下さい。
全てのモノを整理して不要なモノは捨てる
家にある全てのモノを一度、整理してみて下さい。整理整頓すれば、不要なモノがかなり出てくるでしょう。
不要なモノを捨てる ⇒ モノの総量が減る
⇒再度、整理整頓する ⇒ 家の中がかなりスッキリする ⇒ 掃除がしやすい! 家の中がスッキリする!
モノの総量が減ると、最終的には家事の負担が軽減することに繋がります。ぜひ家の全てのモノが本当に必要なモノなのか確認、精査してみて下さい。
まとめ
家事は毎日することなので、家事そのものにはお休みがありません。おまけに子育てもあります。共働きをしながら家事と子育てを夫婦二人で毎日していかなければならない訳ですから、家事も子育ても完璧にしようと意気込んでやると、本当に心身ともに疲弊してしまいます。
的当てをしても、100%ど真ん中に的中することはありませんよね!↓↓↓
意識を少しラクにして、完璧を求めるのはストップし、家事全体が円滑にそこそこ回ればイイんじゃないくらいに意識を変えるのがすごく大事なことだと思います。
そもそも夫婦で共働きをしながら同時に子育てをやっていること自体が本当に凄いこと!
夫婦がお互いに『凄い』『偉い』『よくやっている』と褒め合いましょう。我が家も結婚して共働きと子育てを10年以上続けてきましたが、共働きしながらやってきた事実こそが夫婦がお互いに協力し合い話し合いやってきた証ですよね😊
また、体調不良とか心身ともに疲労困憊の時や仕事が超多忙な時など困った事があれば、素直にパートナーに頼りましょう。
いろいろな家事をやってもらったら、いつでも必ず『ありがとう』を言い、『感謝』をすること!
家族で協力する(子供も手伝う)
夫婦で協力しながら家事をやるのは当たり前ですが、子供にも出来るだけお手伝いしてもらう!
子供が小学校に入学する頃から、子供にも自分の洗濯物をたたんだり、タンスにしまったり、学校の準備をしたり、食事の準備を手伝ったり、家族で決めた役割があれば、それをきちんとやるなど家事も家族で協力してやっていくようにしましょう!
子供でも自分のことは徐々に自分で出来るようにする!
自分に与えられた役割を果たす ⇒ 責任感が生まれる ⇒ 親に褒められる ⇒ 役に立っていると感じる ⇒ 嬉しい ⇒ 親がする家事が減る ⇒ 余裕が出る ⇒ 家事時間が減る ⇒ 使える時間が増える等・・・
ちなみに、我が家では、小学生以降、子供達と相談しながら、お手伝いする役割を決めており、ちゃんとお手伝いをしたら、お小遣いをあげるようにしています。
以前作成した記事『小学生のお小遣いどうする?』も参照下さい。↓↓↓
結果的に、親にとっても子供にとってもハッピーになりますよね❤
↓家事時短と家事負担の軽減によるメリットについてはこちらを参照下さい↓
今回は、『家事の負担を減らす方法』という切り口で考えてみました。家事と言っても完璧にやろうと思ったらいくら時間があっても足りないくらいです。しかも、共働きをしながら家事や子育てを毎日するので、使える時間は限りがあります。その限られた時間を家事を含めいかに有効的に使えるかが共働き子育ての成功のカギになると思っています。
この記事を読んで頂いた方々の家事の負担を少しでも減らせる気づきになれば幸いです。
↓【共働き子育て世帯】家事をマネージメントする!も参照下さい↓
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